管理人のLです。
「人生の物語を綴りたいと思ってペンを握るけれど、白紙のページを見ていると、何も経験していない自分に気付く。」
「本を書きたいと夢見るが、振り返ってみれば、特別な経験一つない日々に溜息が出る。」
「書くべき人生のストーリーを思い描いてみるも、平凡で何も起こらない毎日に、筆が進まない。」
Kindleのおかげで誰でも簡単に自分の本を出版できるようになったけど、、出版できるようになったところで、何もネタが思い浮かばないじゃないか!
というわけで、今日は『Kindle出版マーケティングスクール』という商材について取り上げたいと思います。
●商品名
『Kindle出版マーケティングスクール』
https://experts-u.com/kms/fb/lp3/long/
●料金
329,780円(税込)
●特定商取引法に基づく表記
販売業者 | 株式会社スタラボ |
運営責任者 | 吉田 健吾 |
所在地 | 大阪府大阪市中央区南本町2-4-10丸忠第二ビル607 |
電話番号 | 050-5490-6651(9:00~18:00(土日祝日を除く)) |
メールアドレス | info@c-stalab.com |
当スクールの販売は高橋久美子氏ではなく、株式会社スタラボという会社です。
個人や企業をプロデュースし、事業構築や運営代行する会社のようです。当商品の高橋氏は1人のクライアントということが分かります。
株式会社スタラボのHPです。
●販売者住所
大阪府大阪市中央区南本町2-4-10丸忠第二ビル607
1964年9月築 貸事務所 地上7階地下1階建 種目/貸事務所
地下鉄堺筋線 / 堺筋本町駅 徒歩3分
地下鉄中央線 / 堺筋本町駅 徒歩4分募集中物件 6F 124.75m² 8.25万円/月
趣のある雑居ビルの1部屋にあるようです。
●会社情報
商号 株式会社スタラボ 商号フリガナ スタラボ 法人番号 2120001229822 本店所在地 大阪府大阪市中央区南本町2丁目4番10号丸忠第2ビル607号室
2020-06-19 新規 商号 株式会社スタラボ 本店所在地 大阪府大阪市中央区高津1丁目9番10号サムティインテリジェンスビル1F 2022-11-21 国内所在地の変更 商号 株式会社スタラボ 本店所在地 大阪府大阪市中央区南本町2丁目4番10号丸忠第2ビル607号室
2020年に設立された会社のようですね。設立当初は通りに面したデザイナーズマンション系のオフィスビルの1Fに事務所を構えていたようですが、2年後に「趣のある」ビルに移転しています。
これを、経営状態の悪化とみるか、健全な会社経営の為とみるか・・・
●販売者
高橋 久美子(たかはし くみこ)
高橋氏のホームページがありました。
足の変形から合う靴を探すことに苦労した経験から、「一生サンダルで過ごしたい」という目標を掲げ、サンダルで過ごせる南国を中心に世界をホテルホッピングする生活を送っているというなかなか変わった方ですが、情報商材特有のギラギラ感は少なく好感が持てます。運送会社へのコンサル事業と当商品の電子書籍プロデュース業を行っているようです。
●内容
■提供サービス
6ヶ月間:オンライン講座
6ヶ月間、専用のメンバーサイトにログインしていただき、自分のペースで学ぶことができます。
1. 6か月間:オンライン講座
- ライバルと差別化するポジショニング戦略
- ベストセラーを目指すKindle出版・販売戦略
- プレスリリースによるブランディング戦略
- 電子書籍を利用した見込み客リスト拡大法
- バックエンド商品の設計
2. 6ヶ月間:Zoomグループコンサルティング(月1回×2時間)
6か月間、毎月1回2時間、Zoomでグループコンサルティングを開催。Q&Aセッションや追加講義を行います。
3. 6か月間:会員専用のFacebookグループに招待
6か月間、Facebookグループに参加していただき、わからないことを講師に質問することができます。
●レビュー
参考にできるコメントを何点か抜粋してみました。
高橋久美子氏のKindle出版マーケティングスクールは楽に稼げるものではなく、やはり人を選ぶスクールと言えます。
そしてあくまでも自分のビジネスの拡大の足がかりなので、自分のビジネスをしてない人や、文章が嫌いレベルで書けない人はさすがに厳しそうです。
平秀信は高橋久美子の師匠に当たる人物です。ただこの平秀信という男、評判がよくありません。こんな口コミが投稿されている人物とタッグを組んでいるという事実は、高橋久美子のコンサルや教材のレベルを判断する上での一つの要素になるのではないでしょうか。
今回の運営会社は特商法の表記によると株式会社スタラボということになっています。 法人情報自体は確認できたのですが、 会社HPを見ても会社概要欄には資本金などの普通なら掲載されている情報が見当たりません。 さらに運営の具体的な実態が完全に不透明でした。 ここまでの結果では信用するポイントがない。
●まとめ
この商材に関しては、何で稼ぐのかが明確で情報商材やオンラインスクールによくある怪しさが少ない点は好感が持てます。しかし内容を見ると、Kindle本で収益を得るわけではなく、kindle本を見込み客リストを集めるための媒体として活用し、バックエンド商品を販売するというのがこの商材のゴールのようです。
「何か自分の体験を本にしてみよう」と思って始めると、スクール参加費の33万円をどぶに捨てることになるでしょう。バックエンド商品の設計から逆算して、kindle本を作って、多くの人の目に触れるような戦略を練って施策を実行していくことが求められるでしょう。素人にはとても簡単な工程ではないかと思います。
そもそもバックエンド商品というのは、何か人より秀でた実績やスキルがあって初めて成り立つものです。このスクールの6か月間で身につくものとは到底思えません。
もし、すでに自らをアピールできるバックエンド商材をお持ちの方は、そのアピール方法としてKindle本の出版は名刺代わりにすることは良い方法だと思われますね。0円で出しても、1ページ読まれると0.2円ぐらいの利益が得られるようで、その利益のために出版するわけではありませんが、読まれることがわかるし利益につながるので、1冊のみならず2冊、3冊と出していけるとまた見える世界が変わってくると思います。
というわけで、これから何か副業を始めようと考えている方、まだ何を売っていけばよいか、何に時間をかけていくべきなのかを悩んでいる方には、やはり推奨はできません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
管理人のLより