管理人のLです。
Amazonで出品していると、同じ商品を出している競合セラーがたくさんいるので、そんな中でも自分の出している商品を買ってもらうためには、いかに目に付くところに、いかに安く出品できるかに力を注ぐことになります。
また、競合の商品が売り切れになったとたんに、自分の商品はもうちょっと高くても買ってもらえる状況にもなるわけで、
そのような状況を常に監視して、適切な価格をつけてくれるのが『価格改定ツール』です。
というわけで、今日はそんな価格改定ツールの中でも老舗の『ECザウルス』という商材について取り上げたいと思います。
●商品名
『ECザウルス』
https://www.eczaurus.jp/infotop/
●料金
月払い6,468円(税込)
年払い64,680円(税込)
年払いの方が1か月数千円ずつお得になるようです。
また、申し込んでから1か月間はお試しで無料で使える30日間お試し制度があります。
●特定商取引法に基づく表記
販売業者 | 一般社団法人日本起業家育成機構 |
運営責任者 | 中村優 |
所在地 | 大阪府大阪市北区梅田2丁目5番地13号 桜橋第一ビル304号 |
電話番号 | 080-4561-4852 |
メールアドレス | support@jeto.work |
メールアドレスの@文字変換以外は、ちゃんとテキストで書き込まれていますね。
●販売者住所
大阪府大阪市北区梅田2丁目5番地13号
桜橋第一ビル304号
西梅田のリッツカールトンに隣接する、裏手の大通り(国道2号線)に面したビルです。大阪駅から徒歩圏内のよいところに事務所があると思えば・・・
ワンストップビジネスセンター大阪梅田店が入っているビルで、ワンストップビジネスセンターのHPでは、部屋番号までは明かされていないのですが、
これだけ『大阪府大阪市北区梅田2丁目5番地13号 桜橋第一ビル304号』に住所をおく会社があれば、『一般社団法人日本起業家育成機構』もこのバーチャルオフィスを利用していると考えて間違いないでしょう。
●会社情報
商号 一般社団法人日本起業家育成機構 商号フリガナ ニホンキギョウカイクセイキコウ 法人番号 7122005003505 本店所在地 大阪府大阪市北区梅田2丁目5番13号桜橋第一ビル304号
2020-07-08 新規 商号 一般社団法人日本起業家育成機構 本店所在地 大阪府大東市御領1丁目7番30号104 2021-05-11 国内所在地の変更 商号 一般社団法人日本起業家育成機構 本店所在地 大阪府大阪市北区梅田2丁目5番13号桜橋第一ビル304号
こちらの会社は一度所在地を変更し、2023年12月時点で大阪府大東市に本拠地があります。
法人登録からもあまり時間がたっていないようです。
●販売者
販売者と運営責任者は中村優さんです。
また、会社「一般社団法人日本起業家育成機構」について調べると、「怪しい」といった評判がありました。
せどりの塾を開講しているそうですが、それについては「稼げない」と言われています。
●内容
『大手通販サイトせどり日本一の企業が、稼げる価格改定ツールを公開!』
- 最速!価格改定!
- 初公開!カート価格可能最高値設定!
- 簡単!在庫から売上まで一括管理!
- 超高速改定
- 全自動改定
- 在庫・売上管理
- サンキューメール
- 棚卸
価格管理だけでなく在庫から売り上げまで一括管理を任せられ、利用者は仕入れのみに集中できるとのこと。
<無料お試し期間>
30日間
●レビュー
参考にできるコメントを何点か抜粋してみました。
朝、価格改定してたんですけど、ECザウルスがなぜかおかしい。在庫あるのに在庫なしとか価格改定されてないとか。 高いのに全然あかんやーん。 ポンコツですか。
ちょっと高い気がする 出品数が少ないから不要かな? インストール出来るのは普通かな
出品数が少ない方だとメリットは小さめ。例えば、「Amazonで10品しか出品してないよ」という方であれば、価格改定なども含め、自分で管理はできますよね。なので、出品数が少ない場合には微妙ですね。
月額5880円かかります。
毎月この金額がかかってくるとなると結構高額ですね。
Amazon転売の場合は、大口出品の場合月々5000円手数料がかかりますので
ツールと合わせると毎月1万円以上がかかることになります。
出典:https://www.money-brand.com/ecザウルスamazonせどり自動価格改定ツール)を徹底調/
●まとめ
今回は『ECザウルス』という価格改定ツールについて調査しました。
使いやすいとの声もいくつかありましたが、自動で価格が改定されないなどの不具合も起こるようですね。
Amazonで多数出品をするようになったら、このような価格改定ツールがあると売上が伸ばせる可能性はありますね。しかしながら大口出品とこの価格改定ツールを合わせて月に1万円を超える出費になっていくわけですので、それを充分上回るだけの利益を上げられるセラーになっていないと赤字になってしまいます。
このような価格競争をする商材を扱うということは新品を扱っているということですので、薄利多売の競争に買って行けるだけの数をこなして行く必要があります。個人のセラーにとってアマゾンのFBA出品は非常に強い味方ですが、それだけ手数料も取られるのでしっかり安く仕入れられてしかも高く売れる商品を見つけ続けなければなりません。そのような商品が定期的に数を見つけられるようになれば、このようなツールを使ってスケール化していってもいいんじゃないでしょうか。それまでは、物販を行っていくとするならば、まずはどうやって売れる商品を仕入れられるか?そしてその数を確保できるのか?自分の現状の生活の中でどれだけ物販に時間をかけられるのか?コストをかけられるのか?を確認してから展開しても遅くはないでしょう。
というわけで、Amazon物販中級以上の方には価値があると思いますが、どの副業が良いか悩んでいる方にはもちろん、これから物販を始めようと思っている方にもまだ使うには早いツールであり、やはり推奨はできません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
管理人のLより