管理人のLです。
FX商材のレビューも佳境に入ってきました。というかやってもきりがないのですが、さすがに「ちょっとこれで売り出すってないでしょ~」という商材が少なくなってきた(たまにあるから笑える)ような気がします。
というわけで、期待に満ち溢れて今日は『モンスタースキャルFX』という商材について取り上げたいと思います。
●商品名
『モンスタースキャルFX』
●料金
54,780円(税込)
●特定商取引法に基づく表記
販売業者 | LTCM合同会社 |
運営責任者 | 綾井 英司 |
所在地 | 東京都港区南青山2-2-15ウィン青山1302号室 |
電話番号 | 050-5375-2418 |
メールアドレス | longterm@fx-ltcm.info |
特商法はしっかり書かれていますね。
とはいえ、住所の欄に「※当ページに記載の販売者情報は契約している店舗のものです。」と書かれていて、そういえばウィン青山って、バーチャルオフィスの住所でしたっけ?
●販売者住所
東京都港区南青山2-2-15ウィン青山1302号室
出典:https://www.athome.co.jp/bldg-library/tokyo/minato/15000/
この、ウィン青山の1302号室の住所は、『転売ツール工房デイせど 乙坂 努』の登録住所と同一ですね。号室違いで、『ロードオブミリオン ファイナンスマネイジメント合同会社』『3ステップ・アフィリエイト攻略法 株式会社インフォプロモーション』が登録されていて・・・みんな『ワンストップビジネスセンター青山』さんにお世話になっている会社なのかな?
部屋番号を割り当てる価値があるのかな?郵便物の集中防止のためでしょうか?
実際にお部屋は貸会議室になっていて、契約者は青山にしては格安で使えるようなので、実際のミーティングを行う可能性のある企業さんも有効かもしれませんね。
●会社情報
商号 LTCM合同会社 商号フリガナ エルティーシーエム 法人番号 6010403012924 本店所在地 〒107-0062
東京都港区南青山2丁目2番15号ウィン青山1302号室
2015-10-05 新規 商号 LTCM合同会社 本店所在地 〒108-0022
東京都港区海岸3丁目8番17号2017-03-31 国内所在地の変更 本店所在地 〒108-0022
東京都港区海岸3丁目8番17号302号室2017-04-19 国内所在地の変更 本店所在地 〒107-0062
東京都港区南青山2丁目2番15号ウィン青山1302号室
法人番号が割り振られたのは2015年10月5日で、それ以前から存在した会社は一律で「法人番号指定年月日」としてこの日が指定されるのですね。ということで、この日よりも前から存在していた会社ということになります。会社設立日は全く違う日ですが、LTCM合同会社のホームページには、
設立 : 2015年2月12日
としっかり記載されてました。
事業内容は、「インターネットメディア事業」「投資教育事業」となっています。
●内容
さて、この『モンスタースキャルFX』の内容ですが、
『”決まった時間”に”1本のローソク足”を見るだけ!』
『常識をぶっ壊す1分足スキャルピング』
だそうで、1分足専用のシステムトレード手法になりますね。
LPに記載されているトレード実績では、1カ月で34勝10敗、10ロットの売買で月収100万円。
結果だけからするとなかなか優秀ではあります。
1か月で44戦しているということは、1日2戦行うということでしょう。
「東京タイム攻略編」(9時~10時)
「ロンドンタイム、NYタイム攻略編」(16時~24時)
とありますが・・・東京、ロンドン、NYのオープン時刻で1日3回トレードできそうですが・・・
10pips前後の短い利益を、
・早ければ数分
・遅くとも1~2時間以内
に決済完了
東京タイムは「朝09:00」(東京タイムオープン直後)を狙い撃ち
エントリーポイントも、そこから数分たたずに発生することがほとんど。
ということは、09:00直後の1分足を見て、エントリーするかどうか判断が入るわけですね。
●レビュー
参考にできるコメントを何点か抜粋してみました。
裁量によるものですから、ぴったりとこの商材の相場と一致すれば良いでしょうが、そんなにテンプレートのとおりに市場が再現される方が少ないですから、再現性は低いと思います。
実際にはローソク足の長さや、ヒゲや実体の比率、前後のローソク足との関係性などを考慮してエントリーの判断を行うはずですので、
もしこの商品を購入してスキャルピングで収益を稼ぐ場合は、ある程度の経験や知識が必要となりそうです。当然最初は一筋縄には行かないでしょう。
勝率はさほど良くないですね。とんとんくらいでスプレッド負けしそうです。損を取り返す手法もありますが、そこでの連敗も怖くて試せません。
●まとめ
結局、裁量がいるということのようですね。
管理人の勝手な推定ですが・・・各市場オープン直後の1分足を見て、大きく陽線ならばBuy、陰線ならばSellにベットして(ってギャンブルじゃないんですが、何となくそういう商材のような気がします)オーダー時にロスカット位置を決めて、トレイル機能で利益を追求していく、というところなら、ある程度MQL4でプログラミングできそうですが。
まあ、価格が54,780円ということで、20万円オーバーの商材とは違って、めんどくさかったら購入して試してみてもいいかもしれませんが・・・その前に、東京の9時、ロンドンの16時(冬は17時)、ニューヨークの21時(冬は22時)直後の1分足とその後の値動きを見てみるのも勉強になるでしょうね。
そのほか、「仲値トレード」であったり「ゴトー日トレード」であったり、いろいろな日時に絡むトレード手法がありますので、一緒に学ぶとよいと思います。
というわけで、考え方はシンプルですが結局裁量が入るために再現性は高くなく、やはり推奨はできません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
管理人のLより