管理人のLです。
初めのLP（ランディングページ）だけではなんのこっちゃ全然わからない案件ですね。
『世界最速クラス！最短10秒で初報酬』
『スマホを言われたとおりにタップするだけ』
『小資金から億を本気で目指せる』
というわけで、今日は『AI搭載即金ナビゲーター 株式会社ONE 渋谷和希』という商材について取り上げたいと思います。
●商品名
『AI搭載即金ナビゲーター 株式会社ONE 渋谷和希』
https://lightn5.com/shibuya-ai/fn/fn1/
●料金
162,800円（税込）
（パーフェクトフリーダムクラブ参加費）
●特定商取引法に基づく表記
| 販売業者 | 株式会社ONE |
| 運営責任者 | 天内碧海 |
| 所在地 | 東京都港区芝３丁目6-10 芝NAビル6F |
| 電話番号 | 03-6824-0904 |
| メールアドレス | one.jimukyokyu@gmail.com |
しっかり書かれていますが、特商法のページには絵が貼り付けられているだけですね。やはり絵が貼ってあると、文字として曝せない悪意を感じますね。
登録されているメールアドレスが「ワン・事務局＠gmail.com」としたかったんだろうと思いますが、「ワン・じむきょきゅ」になっているところが、国立工業系大学（って東工大ぐらいじゃ？）って全然大した事ねえな、と思ってしまいますな。
●販売者住所
東京都港区芝３丁目6-10 芝NAビル6F
1999年10月築 鉄骨造 地上７階建
6F 23.21坪（76.74㎡） 月395,731円（税込）
保証金・敷金 ８か月分
芝公園近くの素敵なところですね。スカイツリーよりも東京タワー好きなので。
にしても、76㎡で賃料40万円ですか。保証金・敷金が８か月分ってことは、300万円用意しないと借りれないと！！
しっかり儲かっている会社なのでしょうかね？
●会社情報
商号 株式会社ｏｎｅ 商号フリガナ ワン 法人番号 3010401171171 本店所在地 〒1080014
東京都港区芝５丁目１－１２
2022-12-06 新規 商号 株式会社ｏｎｅ 本店所在地 東京都港区芝３丁目６－１０芝ＮＡビル６Ｆ
会社設立したばかりですね、まだまだ実績はこれからというところでしょうか。
●内容
『世界最速クラス！最短10秒で初報酬』
『スマホを言われたとおりにタップするだけ』
『小資金から億を本気で目指せる』
『AI搭載即金ナビゲーター』
『24時間365日稼ぐチャンス』
『400名以上の圧倒的な実績者』
『月利100%はあくまでも低く見積もった数字』
『ギャンブルではない』
『即金性も非常に高く、稼いだお金もすぐにその日に出金できる』
『ビジネスというより錬金術』
このシステムの中身は・・・
『バカラ』ですね。
しっかり「バカラ」でのプレイ履歴が映し出されています。
「バカラ」つまりは「ギャンブル」なんですが、そこにAIで規則性を読んで先の目を予測する？
まあ、そういう「場の流れ」みたいなものは存在するといわれていますが・・・
カードカウンティングするのかな？カウンティングしても、よっぽどカードの出方が偏らないとそう確率は変化しないと思います。
とすると、出た目の並びから判断しているとしか考えられませんが・・・
●レビュー
参考にできるコメントを何点か抜粋してみました。
ネット上で数多くの悪評が見られる
ブックメーカーで億は稼げない
渋谷和希の人物像が不明
金銭トラブルに巻き込まれる危険性あり
実態は一切稼げる保証のないブックメーカー投資システム
会社が設立されたばかりですので、利用者なんて誰１人居ない
悪質な副業で稼げない
出典：https://www.cmohfoundation.org/side-business/ai-sokkin-navi/
❶ブックメーカーとAIを使用して誰でも稼げるとユーザーを勧誘
❷蓋を開ければブックメーカーもAIも嘘でオンラインカジノのバカラで稼ごうという内容
という感じでユーザーが稼げる根拠の説明も無ければ、お金を失うリスクしか考えられません。
●まとめ
「バカラ」を超簡単に説明すると、トランプのカードをPlayerとBankerに２枚～３枚を配って、数の和の１の位の数が多い方が勝ち、です。「Ｊ」「Ｑ」「Ｋ」は「10」としてカウント（つまりノーカウント）、２枚配るか３枚配るかは、お互いの出た目で決まったルールがあります。
Playerに賭けて勝ったら２倍、Bankerに賭けて勝ったら1.95倍が戻ってきます。
PlayerとBankerが同じ数で引き分けの場合はTie（タイ）といい、Playerに賭けててもBankerに賭けててもそのまま掛け金が戻ってきます。Tieに賭けていたら8倍戻ってきます。
基本的には出る目の確率は、Player44.62% Banker45.86% Tie9.52%とされており（厳密には配られたカード、残ったカードによって変わる）つまりは、期待値は・・・
Player 44.62 * 2 + 9.52 = 98.76(%)
Banker 45.86 * 1.95 + 9.52 = 98.95(%)
Tie 9.52 * 8 = 76.16(%)
合計すると、98.76 * 0.4462 + 98.95 * 0.4586 + 76.16 * 0.0952 = 96.69(%)
つまりは期待値96.69%のギャンブルです。
まあ、競馬が75%程度、パチンコ・パチスロが80～90％、宝くじが50%と言われていますから、それに比べればとても健全なギャンブルです！！
ブラックジャックは、カードカウンティングで期待値が100%を超えるとのことですが・・・
ということでバカラですが、あくまでも期待値96.69%ギャンブルです。
管理人も一時期バカラにはまって、いろんな手法をロジック組んで、資金管理もしっかりやって（マーチンゲールは負けが続いた時の破産リスクが高いので、モンテカルロ法が適していると思います）やりまくりまくったのですが、やりまくればやりまくるほど、期待値の96.69%に向かっていくのですよね。
一時的には勝てますよ、確かに場の流れで勝てる周期の時もあります。が、同じように負ける周期の時もあります。これは罫線を解析しようがAIだろうが何だろうが、一緒です。
というわけで、トランプのカードの出た数の並びになんの理論もないことはお分かりだと思います。そんなギャンブルにAIを使っても億が稼げるシステムが組めるはずもなく、やはり推奨はできません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
管理人のLより
